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普段LIFE と tokyo


by bossa999
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キングコング Junket! 主演、製作陣の素顔

NYでは試写会は良く行われていて、良く試写をやっている映画館では映画館の前で試写のビラを配っていたり、メールで試写の情報が回って来たり普通の人でも結構簡単に見れたりするのですが、今回ひと味違うのは、、、プレス用記者会見。

試写会の行われた次の日の早朝から、プレス用記者会見は市内のホテルにて行われた。結構小さめのバンケットルームで朝の8時前には受付を終了。普段の仕事が忙しくその前の夜も遅めだったが、低血圧朝に弱い私は、朝一番で絶対起きなければ行けないと思うと、まともに眠れなかった。ともあれ、初雪のNYの早朝、キャブに飛び乗りジャケットとヒールのあるブーツと言う慣れない格好でこれもまたあまり行かないミッドタウンのホテルに向かった。
外国人用記者会見のため、ヨーロッパからアジア、南米と各国の記者達が集まっていた。(と言っても基本的にアメリカ在住の外国人記者が殆どであったが)最初の記者会見は合同で行われたWETA work shopというCGのチームからのCG、特殊メイク等の技術的な説明。俳優達はブルーシートをバックに実際にはいない恐竜とのシーンをまるでそこに恐ろしい物がいるかの様に演じていた。そこに付けられたまるで本当に居るのでないかと思われる様なグロテスクな恐竜や巨大昆虫、ジャングル、まして舞台となった30年代のNYまで厳密にリアルに作り上げられていく様子をプレゼンテーションスライドショーと共に講演が行われた。その後、ラウンドテーブルグループという、俳優製作陣達が10人程の記者達の前に現れ個別に話をしてくれるテーブルに移動した。
まず、最初に現れたのは3人。Thomas KretschmannColin Hanks、そしてJamie BellこのJamieは”Billy Elliot”(日本名リトルダンサー)で主演を演じていた男の子。リトルダンサーの頃にあった少年ぽさはなくなり、ちょっと生意気そうなしっかりした若者になっていた。(実際インタビューの場でも結構話していました)
次に現れたのはキングコング役のAndy Serkis。え?キングコングって全部CGでしょ?人間が入っているわけじゃあるまいし、なぜ俳優が必要?!と思うなかれ、そこはものすごいCGの使い方をしていたのです。キングコングつまりゴリラと人間の顔の筋肉は実に似通っているのを利用し、このアンディーの顔中にセンサーのついたポッチをつけ、それをCGのコングにコピーし、それを映像に反映させていたというわけ。この映像をご覧頂くと想像がつくでしょうか。。あのリアルなコングの表情はこうやって出来るわけなのです。そういえば、このAndyこのPeter Jacksonの映画には今では欠かせない存在。Peterの大作Load of the Ringでも重要な役を演じていたのです。多分顔見ても思いつかないと思いますが、、、というのはGollum あのよく邪魔に入る小さな老人を演じていたのがこの人。いつも人間じゃないんですねええ。。このキングコングの話をもらったのもこのLoad of the Ringの撮影中だったとのこと。。です。そして彼はコングになりきる為に動物園に2ヶ月入ってゴリラの生体を研究したと言う。
そして、次は製作陣Screenplay(脚本)のPhilippa Boyens。Peter Jackson同様ニュージーランド出身でLoad of the Ringそして、次回作2007年公開となるThe lovely BonesでもPeter及びPeterの奥様Fran Walshと共に作品に関わっている。
そしてお次は監督PETER JACKSON。(すみません、あまり映画に詳しくない私はそんなにちゃんとは知らなかったのですが、、スピルバーグにしてもルーカスにしても皆映画監督って髪の毛ぐちゃぐちゃで、映画製作にのめり込んで自分の見た目あんまり気にしない、お金沢山あるくせに貧しい様な感じがするだなという感想でした。)それでも、というかそれで監督!というオーラはなんか出ていて、インタビュアーの質問に淡々と必要以上に長々と話し続けるお人でした。制作という場に本気でやっている人って何だか雰囲気が好きです。やっぱり私って制作の人間なのかしら。ものすごい憧れと同時に惹かれました。。
次はランチブレイクを挟んで主人公陣。まずは弱々しいPianist(日本名 戦場のピアニスト)のAdrian Brody(いやいや、本人は勇敢な役頑張ってましたが、、それでもあの眉毛が外側にヘの字になった所と言い、肩は結構あっても細長い顔で線が細く見えてしまう所と言い、、どうしても、、弱く見えてしまうのです。。)地元ニューヨークのクィーンズ出身の彼でしたが、アメリカンジョークは全く出ずずっとシリアスに淡々と話し続けてました。”現実に好きな女性をジャングルに入って助けにいきますか?”という滑稽な質問にも”もちろん助けにいきます。”と普通に淡々と答え、、いや、そこってちょっとぼけて面白い答えとかしてくれないの?!みたいな、、でもサインをもらいにいった時、私のサインだけに(多分、、)ハートマーク付けてくれました。ので、大好き!にしておきます。。(私ってば単純すぎるわ。。) 次はJack Blackこの記者会見でPeter Jacksonと並び合いたかったお人。ミュージシャンでありながらコミカルな人柄が買われ、コメディー系の映画に結構でている。最近ではThe School of Rockで子供達のリーダーになっていた役が思い出される。最初のインタビュアーの質問は”キングコングソング歌ってもらえます?”に、歌いだすジャック。サービス精神はやはり旺盛でした。(ま、プレスの前で変な行動は出来ないですけど。。)そして、1933年版及び76年版のキングコングについて良く話に上っていたのだが、彼にとってのヒーローはキングコングと言うよりも、ゴジラとか、ウルトラマンとか日本のヒーロー物で育った部類だからね!とのこと。ちょっとなんだか嬉しかったです。
最後は皆の本命Naomi Wattsこの大役、初のアクションにかなりの気合いが入っていると言われる彼女。実際とても気さくなちょっと天然ぼけも入っているお姉さんという感じ。ただ、ホンモノは歳は隠せず、笑った時に洗われる額のしわがちょっと気になったけど、かわいらしいお姉さんだった。 
おっと、疲れたと思ったら1:59amそしてかなり長い文章になってました。私もエネルギー切れ。仕事がかさなり、朝早く夜遅い生活が続いているので、寝ます。また今度余裕があったらリバイスします。。 12/5ちょこっとリバイスしてみました。
キングコング Junket! 主演、製作陣の素顔_d0002380_16165189.jpg

by bossa999 | 2005-12-06 15:59 | movie!